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品川区「(仮称)ジェンダー平等を推進するための条例に盛り込むべき考え方 」に対する意見募集についての意見

AFEEでは、東京都品川区で行われている「(仮称)ジェンダー平等を推進するための条例に盛り込むべき考え方 」に対する意見募集へのパブコメを提出いたしました。Discordに寄せられた会員の皆さんの意見をベースに、Discordの公開役員会で議論致しました。

品川区「(仮称)ジェンダー平等を推進するための条例に盛り込むべき考え方 」に対する意見募集についての意見

エンターテイメント表現の自由の会
代表 坂井崇俊

2.基本理念  ① 人権侵害の根絶

性別等を理由とした差別、配偶者暴力等、ハラスメントなどの人権侵害が根絶されること。

4.禁止事項 

性別等を理由とした差別、配偶者暴力等、ハラスメントなどの人権侵害の禁止

5.情報の発信・流通にあたっての配慮

  • 何人も、情報の発信および流通にあたっては、性別等に起因する人権侵害に当たる表現を用いないよう十分に配慮しなければならない。

以下、エンターテイメント表現、特に漫画やアニメ、ゲーム等のコンテンツの表現について言及する。

「人権侵害」および、「ハラスメント」について定義をする上で、下記の点について考慮すべきである。

エンターテイメント表現は現存しない者について表現するケースがほとんどである。当然にその現存しない者については人権が存在せず、現存しない者に対する行為・言動の表現は如何なる内容であれ「人権侵害」には該当しない。よって、条例案において現存しない者に対する表現は、「人権侵害」に含まれないことを明示するべきである。

なお、現存する個人の人権を侵害しないエンターテイメント表現であっても、特定の属性集団に対する権利侵害であれば根絶すべきとする論は存在するが、この論に弊会は反対する。属性集団に対する権利は人権とは異なるものであるため、この条例で根絶を目指し禁止する「人権侵害」には、特定の属性集団に対する権利等の侵害が含まれないことを明確にすべきである。

加えて、すでに各種法令や民間の自主規制により、ゾーニング等の必要な配慮を講じた上で発信および流通されているコンテンツも存在する。これらのコンテンツにおける表現までもが重ねて禁止または配慮を求められるべきではない。

 

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