AFEE女性支部について
「エンターテイメント表現の自由の会 女性支部（Association for Freedom of Entertainment Expression Women's Branch, AFEE（エーフィー）女性支部）」は、AFEE会員の女性を主体に構成する団体であり、AFEEの基本理念に基づいて活動します。
AFEE女性支部は、日本のエンターテイメント表現が抱えるさまざまな問題に関して特に女性の意見、意思表示が重要視される場面で、エンターテイメント表現の自由を守るために活動する超党派の団体です。
ジェンダー平等の観点から、女性のみで構成される団体を作ることは必ずしも望ましいとは言えません。
しかしながら、政策決定の場において、表現の自由を重視する女性の存在はほとんど意識されていない状況にあります。私達は、それを可視化していきたいと考えています。
設立：2021年8月8日
女性支部代表挨拶
女性支部代表になりました岩永です。
今、我が国では「ジェンダー平等」や「女性の活躍」というものが注目されています。私自身も歴史の中で獲得されてきた女性の権利の恩恵の下、生きている一人と言えるでしょう。
しかしながら昨今、「表現の自由」を見渡していると、「女性のため」という名目で、一部の人が不適切だと決めつけた表現を規制しようとする動きがあります。一体、不適切をどこの誰がどのように決めるのでしょうか。
表現活動は、趣味から商業まで、古くから女性が切り拓き、活躍し、地位を得てきたフィールドの一つです。
日本最古の小説は女性が書いたものでしたし、いわゆる少女漫画は、政治的テーマになる以前から、社会に蔓延る偏見に抗う姿や多くの性的少数者達を描いてきました。世界最大の同人誌即売会であるコミックマーケットへの出展は半分以上が女性サークルです。
また、性別の枠を超えて創作されてきた性表現は、安全な立ち位置から人々を楽しませるに留まらず、過去の歴史事実、あるいは現代社会の理不尽を告発する役割をも担ってきました。
「表現の自由」は万人に保障された権利であると同時に、女性が主体的に行使し、楽しみ、活躍していくための権利でもあります。
「表現の自由」を守るということは、女性の権利や活躍の場を守り、表現を「性別に関わりなく」享受できる文化を守る、ということなのです。
もしもそれが「女性のため」という名目で制限されるというなら、それは違うのだと女性から声を上げる必要がある――女性支部はそんな考えから生まれた部署です。
AFEEでは、マガジンの発行や勉強会、超党派街宣の開催、意見送付やパブリックコメント提出など「表現の自由」を守るための様々な活動が行われており、あなたが望むのであればそれらの活動に繋がっていくことが可能です。
AFEEおよび女性支部は、皆様のご参加をお待ちしております。
エンターテイメント表現の自由の会 女性支部
代表 岩永千絵美
役員
代表：岩永千絵美
副代表：うどんのでんすけ
事務局長：やみ
アドバイザー：坂井崇俊
参加方法
AFEEに入会後、DiscordでAFEE女性支部への参加の意思を表明
規約
【１】名称
この支部の名称は「エンターテイメント表現の自由の会女性支部（以下、「女性支部」と言う。）」とする。略称は「AFEE女性支部」とし、英語名は「Association for Freedom of Entertainment Expression Women's Branch」とする。
【２】目的
女性支部は、エンターテイメント表現の自由の会（以下、「AFEE」と言う。）の会則に定められた目的に加え、消費者の権利は性別に関わらず誰もが等しく有することを女性の声で主張する活動を行う。
【３】支部員
AFEEの会員であって、女性支部に参加の意思を示した女性を支部員とし、必要に応じて支部員資格について役員連絡会で判断を行う。
【４】役員
女性支部には以下の役員を置く。任期は最大２年とする。なお、再任を妨げない。
１）代表（原則1名）
２）副代表（1名以上）
３）事務局長（1名）
４）執行役員（若干名）
５）アドバイザー（原則、AFEEの代表を充てるが、特段の理由がある場合は、役員連絡会にて任免できる。）
アドバイザー以外の役員の選任については、支部員の互選で行う。なお、設立時においては発起人による互選で行う。
【５】役員連絡会
女性支部には役員による役員連絡会を置き、日常業務の運営にあたる。役員連絡会では、副事務局長等その他の役職を任免できる。
【６】規約の改正およびその他
この規約の改正は、役員連絡会の過半数の賛成により行う。なお、規約の改正を行った際には、AFEE会員総会への報告を行うこととする。この会則に定めのない事項が生じた場合は、AFEEの規約および役員連絡会の決定で判断する。
