お知らせ

東京都新宿区「新宿区第四次男女共同参画推進計画~ジェンダー平等社会を目指して~」(素案)パブリックコメントを受けての変更箇所

先日、AFEEでパブコメを提出致しました「新宿区第四次男女共同参画推進計画~ジェンダー平等社会を目指して~」(素案)について、4月1日に答申がでました。今回はAFEEの指摘した箇所を中心に変更点をお知らせ致します。なお、以下の比較はAFEEで行ったものです。万全を期していますが誤りがあった場合はご容赦ください。

第4章 計画の内容 〈ともにみとめあう〉目標1 多様性をみとめあう社会づくり

AFEEのパブコメ

本書では、「性の商品化」には、(ポルノや)セックスアピールを利用した広告が含まれると定義し、その防止に向けた取組みをすることとされている。
例えば、新宿区に本社を置くスクウェア・エニックス社が自社のゲーム・マンガ・アニメ等の女性キャラクターを用いた広告を行うことを含めて防止の取り組みの対象とな
りかねない。
さらに、定義が明確で無い「性的情報等」までもが「性の商品化」の範囲に含まれていることから、防止に向けた取組みの対象となる「性の商品化」の対象を限定するべきである。

新宿区の考え方

ご意見を踏まえて、計画素案を変更します。
区として防止に向けた取組みの対象となるものは性犯罪、売買春、性搾取、人身取引といった違法行為と考えております。
P24「◆売春や援助交際等の性的身体の商品化や、ポルノやセックスアピールを利用した広告等の性的情報等、女性の性をモノ扱いする『性の商品化』が日常化しており、『性の商品化』防止に向けた取組みを進めていくことが求められます。」を「性を商品化し、人間の尊厳を傷つける売買春をはじめ、性犯罪、性搾取、人身取引といった違法行為に関しては防止し、人権を尊重する取組みを進めていくことが必要です。」に変更します。
また、これに関連する文言等も変更します。

 

AFEEのパブコメ

マンガやアニメ、ゲームなどの表現には、時代背景や個別の家庭事情等を作品に反映させるために、性別役割分担が行われている表現が描かれることがある。こういったエンターテイメント表現についてまで、制限を行うことの無いよう、その旨本書に明記するべきである。

新宿区の考え方

ご意見として伺います。
計画素案にあるとおり、区の広報や刊行物等において、男女共同参画の視点や性差別につながらない表現に努める旨記載しています。また、違法行為や人権の侵害を助長するような表現については配慮を求め、引き続き、情報誌や講座等を通じて、意識啓発を行うことが重要であると考えております。

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