AFEEマガジン第11号より転載。
2020年7月の東京都知事選挙を前に、ここ数年の不健全図書指定の動きを知ってもらうため、AFEEマガジン連載記事「おいでよ傍聴!東京都政傍聴日記」をWEB公開します。
寄稿:南條ななみ
今号は「おいでよ傍聴!東京都政傍聴日記」はありません。そのかわり、南條ななみさんから資料の提供をいただきました。
東京都に情報開示請求を行って開示された「図書購入一覧(平成28年度〜30年度)」の一部分とのことです。開示されたといっても一部開示で、ほとんどがご覧のように黒塗りです。
毎月開催される東京都青少年健全育成審議会で不健全図書の諮問を行っていますが、その準備として前の月に図書を購入し、その中から審議会の諮問にかける図書を選ぶのだそうです。
この資料はある月の一か月分の購入図書の一覧表です。開示されているのは金額、購入日の欄。そしてNo.の欄を見れば、この月は何冊の図書を購入したかが分かります。
みなさんはこの開示された資料を見てどう感じますか。