AFEEでは、宮城県で行われている「みやぎ子ども・若者育成支援計画(青少年の健全な育成に関する基本計画(第4次))中間案」についての意見を提出致しました。Discordに寄せられた会員の皆さんの意見をベースに、Discordの公開役員会で議論致しました。
「みやぎ子ども・若者育成支援計画(青少年の健全な育成に関する基本計画(第4次))中間案」への意見
エンターテイメント表現の自由の会 代表 坂井崇俊
弊会は「みやぎ子ども・若者育成支援計画(青少年の健全な育成に関する基本計画(第4次))中間案」について意見致します。
基本的方向3 取組 11 犯罪被害防止対策の推進(P20)
SNS等に起因する犯罪被害防止を図るため、違法・有害情報の把握や対策に努めるほか、サイバーセキュリティに関する現状や知識の普及啓発に努めます。基本的方向4 推進する施策7 子ども・若者が安心して過ごすための環境整備(P27)
インターネットカフェや書店等への立入調査を通じて、子ども・若者に適切な利用環境につながるように有害環境調査を強化し、業者や店舗への情報提供や啓発活動を推進します。
意見)
本対策が主に青少年を対象としている前提として、文中の「有害なコンテンツ」という文言は、より具体的な法的な文脈を持つ「青少年有害情報」に置き換えるべきである。
理由)
用語の明確化と対策の具体化:
1.「有害なコンテンツ」は広範で抽象的な表現であり、政府が対策を講じる際の具体的な対象が曖昧である。
2. 一方、「青少年有害情報」(青少年インターネット環境整備法などで用いられる用語)は、法律に基づき、青少年の健全な育成を阻害するおそれのある情報として、対象となる範囲を特定しやすい。
