先日、AFEEでパブコメを提出致しました「沖縄県ギャンブル等依存症対策推進計画(案)」について、3月21日に答申がでました。今回はAFEEの指摘した箇所を中心に変更点をお知らせ致します。なお、以下の比較はAFEEで行ったものです。万全を期していますが誤りがあった場合はご容赦ください。
P13. 【第5章 基本的施策】
AFEEのパブコメ
副読本「次世代の健康づくり(こころのたね)」に記載のネット・ゲーム依存症について、科学的に不正確な箇所が散見されるため、科学的根拠に基づいた副読本にするか副読本を修正するべきである。
例)
・ゲーム障害の定義がWHOがIDC11で定義したものと異なる
・「ネット依存が疑われる」と「ネット依存」そのものが明確に区別して記載されていない
・ネット・ゲーム依存による脳の萎縮
→上記の根拠は記載されていないので不明であるが、P39に記載の久里浜医療センターが参照している論文( https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/adb.12154 )によるとそのような記載はないと承知している
沖縄県の考え方
ギャンブル依存症対策においては、様々な媒体、手段により正しい知識を発達段階に応じてわかりやすく伝え、社会全体で依存症を防止する機運を醸成することが重要であると考えます。
いただいた意見については、副読本「こころのたね」を所管する担当部署と共有します。