先日、AFEEでパブコメを提出 致しました「第2期香川県健やか子ども支援計画の変更(素案)」について、2月17日に答申がでました。今回はAFEEの指摘した箇所を中心に変更点をお知らせ致します。なお、以下の比較はAFEEで行ったものです。万全を期していますが誤りがあった場合はご容赦ください。
P74.Ⅲ みんなで子育て≪課題≫
AFEEのパブコメ
「ゲームやインターネットの過剰な利用」の結果「依存症」になるという科学的エビデンスは存在していないという認識である。断定的に依存症につながると計画に記載することは不適切であり修正するべきである。
香川県の考え方
ゲームやインターネットの過剰な利用が、結果として依存状態に陥ることにつながり、とりわけ、射幸性が高いオンラインゲームには終わりがなく、大人よりも理性をつかさどる脳の働きが弱い子どもが依存状態になる
と、大人の薬物依存と同様に抜け出すことが困難になることが指摘されています。子どもたちの生活上に支障がないよう、引き続き家庭や学校を含む社会全体で対応していきたいと考えています。
P74.Ⅲ みんなで子育て≪課題≫
P88.≪思春期保健対策の推進≫
AFEEのパブコメ
有害情報の範囲が広く、児童の権利に関する条約やこども基本法が認める表現の自由・知る権利を脅かす可能性がある。有害情報の定義について青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律の青少年有害情報などの範囲に限定する旨の注釈をつけるべきである。
香川県の考え方
青少年にとって有害な情報については、ご指摘の「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」をはじめ、香川県青少年保護育成条例などで規定されていますが、こども基本法においては、子どもの年齢や発達の程度に応じて、その最善の利益が優先して考慮されなければならないとされており、その範囲を限定することは考えておりません。