AFEEでは、京都府で行われている「京都府依存症等対策推進計画 中間見直し(中間案)」についてのパブコメを提出いたしました。
Discordに寄せられた会員の皆さんの意見をベースに、Discordの公開役員会で議論致しました。
「京都府依存症等対策推進計画」に対する意見
代表 坂井崇俊
弊会は「京都府依存症等対策推進計画」について意見致します。
P39 その他の依存症対策 特に、ゲーム障害については、世界保健機構(WHO)の国際疾病分類であるICD-11にゲーム障害(Gaming Disorder)が新たに収載されており、課金を伴うオンラインゲームの過度な利用等が、ギャンブル等への依存につながっていくおそれも考えられます。
行政文書として ICD-11 は正式名称である「疾病及び関連保健問題の国際統計分類」を記載するべきである。略称で記載することにより、ゲーム障害があたかも疾病であるかのような誤った認識を府民に持たせる可能性があるためである。
また、ICD-11 のゲーム障害(Gaming Disorder)の定義には、課金を伴うオンラインゲームついて、その要件とも原因ともされておらず、あたかも WHO が課金を伴うオンラインゲームの利用について言及をしているかのような文章は誤りであり修正するべきである。
課金を伴うオンラインゲームの過度な利用等が、ギャンブル等への依存に繋がるということについて、科学的なエビデンスは存在せず、府民にオンラインゲームの利用がギャンブル等への依存に繋がるとの誤解を招きかねず不適切である。掲載する場合は、科学的なエビデンスと共に掲載するべきである。