先日、AFEEでパブコメを提出致しました「港区子ども・若者・子育て総合支援計画」について、3月28日に答申がでました。今回はAFEEの指摘した箇所を中心に変更点をお知らせ致します。なお、以下の比較はAFEEで行ったものです。万全を期していますが誤りがあった場合はご容赦ください。
P67. 第4章 施策の展開 基本方針2「統計・調査等の結果」
| 変更前(パブリックコメント募集資料) | 変更後(3月28日公表) |
| 「インターネット及びオンラインゲームへの依存傾向」のグラフ掲載 | 「インターネット及びオンラインゲームへの依存傾向」のグラフを削除 |
P188.資料編
| 変更前(パブリックコメント募集資料) | 変更後(3月28日公表) |
| (3)「 小・中学生のインターネット及びオンラインゲームに関する実態調査」掲載 | (変更なし) |
AFEEのパブコメ
インターネット及びオンラインゲームについて、「依存傾向」という言葉を用い、あたかも問題があるかのように記載しているが、実際の施策には反映されておらず項目を削除するべきである。
また、YDQについての設問はヤングのものを改変しており、(あるいはそれを改変した厚生労働省科研調査版とも異なる)、科学的な裏付けはないといえる。そのような調査をあたかも科学的根拠があるかのように計画に掲載することはふさわしくない。
また、YDQが考案されたのは2000年より前のものであり、インターネットがインフラとして定着した現在、その指標を使うことが合理的であるかの議論もなされている。
【参考】
「インターネット中毒: まじめな警告です–1998/9/1
キンバリー・S. ヤング (著), Kimberly S. Young (原名), 小田嶋 由美子 (翻訳)
港区の考え方
コロナ禍において、区立小・中学校で1人1台タブレット端末が配備されたことや、小・中学生におけるインターネットやオンラインゲームの利用が加速し、それらの利用に関する親子間の相談が増加したことなどを踏まえ、子どものインターネットやオンラインゲームの使用状況等を把握するために実態調査を実施いたしました。
調査結果を踏まえ、教育委員会では、全ての区立小・中学校で児童・生徒及び保護者の実態を把握し、令和4年度からICT端末やインターネットの活用に関する児童・生徒の実態に応じた情報モラル教育を実施しております。また、子ども家庭支援センターでは、区立小・中学校の保護者と関係機関等を対象に、専門家を招いた講演会を開催するとともに、港区要保護児童等対策協議会と生活指導主任会合同開催による研修を実施し、インターネットやゲームの上手な利用方法等の周知啓発に取り組んでおります。
これらの取組は基本方針1及び基本方針6に記載していることから、基本方針2「統計・調査等の結果」の「インターネット及びオンラインゲームへの依存傾向」のグラフを削除し、放課後の居場所の充実に関連する「低学年の放課後の過ごし方」のグラフに修正いたしました。
