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「千葉県ギャンブル等依存症対策推進計画(案)」への意見を送りました

AFEEでは、千葉県で行われている「千葉県ギャンブル等依存症対策推進計画(案)」へのパブコメを提出いたしました。本来であれば会員の皆さんのご意見を頂くところでしたが、日程的なところで対応させて頂きました。※Discordで会員の皆さんに確認頂ける状態で議論しています

千葉県ギャンブル等依存症対策推進計画(案)に対する意見

エンターテイメント表現の自由の会代表 坂井崇俊

==p26より引用==
ゲームやインターネットを、持続的、反復的に行うことで、使用時間などをコントロールできず、日常生活や社会生活に重大な支障をもたらすことや、ゲームを進めるために多額の課金を行うことなどのゲーム・インターネット依存の問題についての対策にも、取り組んでいく必要があります。
また、県精神保健福祉センターでは、「ゲーム・ネットへの依存」も含めた依存症の啓発用冊子を作成し、県内公立の高等学校に配布しています。

  • 一般的には、日常生活や社会生活に重大な支障をもたらすほど、ゲームに依存している状態を「ゲーム依存症」と呼んでおり、上記の指摘は因果が逆であり不適当である。実際に、国会答弁においても、厚労省はゲーム依存症の原因については発症のメカニズムは現時点で確立した科学的知見は承知して無いとしており、上記の因果があるかの様な表現は不適切である。(下記、参考参照)
  • また「『ゲーム・ネットへの依存』も含めた依存症の啓発用冊子」についても、ゲームやインターネットの持続的、反復的な利用がゲーム・ネットへの依存に繋がるという科学的根拠に基づかない前提に作成されており、問題である。

【参考】
第204回国会 参議院 内閣委員会 第4号 令和3年3月16日
○政府参考人(赤澤公省君;厚生労働省社会援護局障害保健福祉部長)
ゲーム依存、ネット依存、スマホ依存についての発症のメカニズムは現時点で確立した科学的知見は承知しておりません。
ゲーム依存、ネット依存、スマホ依存について、現時点で治療、予防に関する確立した科学的根拠、科学的知見は承知しておりません。今後、これらの発症のメカニズム等の解明につなげるよう、更なる研究により科学的知見の集積を図る必要があると考えております。

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