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しまね青少年プラン(スサノオプラン)第4次改定(案)への意見(代表私案)

AFEEでは、島根県で行われている「しまね青少年プラン(スサノオプラン)第4次改定(案)への意見」へのパブコメについて「ゲーム依存」「ネット依存」などの文言があったことから提出を検討致しましたが、AFEEの考えるエンターテイメント表現の自由の範囲から大幅に外れるためパブコメを提出しない方向で検討しております。会員の方はご意見をDiscord上のスレッドで頂ければと思います。現時点での、代表素案(検討中)を公開致します。また、ご意見は個人でも送ることが出来ますので島根県民の方は積極的にパブコメを出して頂ければと思います。

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この計画では、若者が精神的、社会的自立を遂げるまでの期間の長期化が指摘されていることから、ポスト青年期を含む乳幼児期から40歳未満までを青少年として施策の対象としています。

青少年 :乳幼児期から青年期までの者
子ども(子供) :乳幼児、学童期及び思春期の者
若 者 :思春期、青年期の者
施策によっては40歳未満までのポスト青年期の者も対象とする。

乳幼児期
義務教育年齢に達するまでの者

学童期
小学生の者

思春期
中学生からおおむね18 歳までの者
※子どもから若者への移行期として、施策により、子ども、若者それぞれに該当する場合がある。

青年期
おおむね18 歳からおおむね30 歳未満までの者

ポスト青年期
青年期を過ぎ、大学等において社会の各分野を支え、発展させていく資質・能力を養う努力を続けている者や円滑な社会生活を営む上で困難を有する40 歳未満の者

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○ また、塾やオンライン学習塾などの増加、スマホやタブレットなどの携帯端末やオンラインゲームの普及により屋外での集団遊びから室内遊びへと遊びの質が変化してきています。また、都市化やSNSが急速に普及していることなどにより、身近な自然とふれあう機会や体を動かすなどの体験の機会が減ってきています。加えて、生活全般の24時間化が進んでいることから、健康面への悪影響や非行や問題行動、犯罪などの被害につながることが懸念されます。

P11
○ 一方で、労せずして大量の情報を得ることができ、疑似体験もできることから、実際の行動や体験をしない傾向が強まっています。家庭等において、情報機器等(パソコン、テレビ、ゲーム機、スマートフォン等)を使用する時間がだんだん長くなり、自然環境や人と直接ふれあうことが少なくなることや、ストレス等による心身への影響も懸念されます。

○ 情報の安易なやり取りは、プライバシーに関する情報の漏えいの危険性をはらみ、性的な情報や残虐な情報も数多くあふれているために、情操教育上の問題や様々な犯罪に巻き込まれやすい状況も生み出しています。

○ スマートフォンや携帯音楽プレーヤー、ゲーム機などインターネットを利用できる機器の児童生徒の保有率が年々増加している中、ネット依存やネット上における誹謗中傷等への対応が増加しています。

P46
・親としての役割や子どもとのかかわり方についての気づきを促す「親学プログラム」、我が子だけでなくよその子・よその親・学校・地域等との関係性”も考える「親学プログラム2」による参加型研修や、親学プログラムの考え方を活かした活動等の普及に努め、家庭教育力の向上を図ります。

P52
・SNS等に起因する自画撮りや性被害、ゲーム依存や課金、ネット上の誹謗中傷やいじめ等、インターネット空間における子ども達の実態に着目し、具体的事例を交えるとともに、ルールやマナー、思いやりや命の尊さ等、自ら考え自らを守る力を育みます。

「自然とふれあう機会」「体を動かす体験」「屋外での集団遊び」を行うことが良い青少年であり、「生活全般の24時間化」「実際の行動や体験をしない」が悪い青少年に結びつくという偏った価値観に基づき計画が構築されている。コロナ禍であり、情報化社会に向けた生活様式の変化には良い側面・悪い側面があることを前提とした議論が必要である。

特に親学については特定の古い宗教的価値観に基づいたものであり、基本計画に加えることは適当ではない。

さらに、対象を一部40歳未満としているが、青少年であればまだしもそれぞれが価値基準をもち判断の出来る成人(18才以上)に対して特定の価値観を押しつけることは適切で無く、本計画の範囲から除外するべきである。

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ざしき
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