香川県の小学生・中学生・高校生のみなさんへ
エンターテイメント表現の自由の会
こんにちは。私たちはマンガやゲーム・アニメの自由を守る活動をしている団体です。
今、みなさんが住んでいる香川県で新しいルール(条例といいます。香川県が作る法律)が話し合われています。このルールは18才までの子どもはゲームをしてよいのは1日60分(学校が休みの日は90分)までにする、また、スマホやパソコンを使ってよいのは、中学生までの子どもは夜9時まで、高校生は夜10時までにするというものです。
みなさんの中にはインターネットやゲームは悪いものだと教わっている人もいるかもしれません。インターネットやゲームは良いところがたくさんあります。私たちはインターネットやゲームは、勉強に役立てたり、心や体を育てたりできる、大事な道具だと思っています。
特にインターネットは上手に使うことで大変な作業を楽にしたり、生活を楽しくしたり、今まで知らなかった新しい世界を知ることができます。また、大人になって、お仕事をするときにも役立ちます。子どものうちから、インターネットの世界にだんだんと慣れていくことは、とても大事なことです。ゲームをしてよいのは1日60分(学校が休みの日は90分)までにする理由はよく分かりません。
そして一番の問題は、みなさん子どもたちの意見を聞かずにこのルールを作ってしまうことだと思っています。もちろん、学校の勉強も大事ですが、それ以外の時間も大事にしなければならないと思っています。子どものみなさんがインターネットやゲームをしてよい時間は、おうちの人との約束で決めることで、香川県の偉い人がおうちのルールまで決めるのは良くないことだと思っています
そこで、私たちからのお願いがあります。香川県のルールを作ろうとしている人たちにみなさんの意見を送ってください。そして、このことを学校のお友達にも伝えて一緒にやってもらえると嬉しいです。
お手紙でもメールでも送れますが、意見と一緒いっしょに「お名前」「年齢」「住んでいるところ」「電話番号」を書いてください。意見の締切りは2月6日木曜日までです。
■お手紙で送る場合の送り先
〒760-8570高松市番町四丁目1番10号
香川県議会事務局政務調査課
■メールで送る場合の送り先
gikai@pref.kagawa.lg.jp
(参考)ここより下は難しい場合は読まなくても大丈夫です
■条令素案
ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)素案
第18条2項保護者は・・・子どもが睡眠時間を確保し、規則正しい生活習慣を身に付けられるよう、子どものネット・ゲーム依存症につながるようなコンピュータゲームの利用に当たっては、1日当たりの利用時間が60分まで(学校等の休業日にあっては、90分まで)の時間を上限とすること及びスマートフォン等の使用に当たっては、義務教育修了前の子どもについては午後9時までに、それ以外の子どもについては午後10時までに使用をやめることを基準とするとともに、前項のルールを遵守させるよう努めなければならない。
■香川県のページ(おうちの人と読む場合はこちらを見てください)
https://www.pref.kagawa.lg.jp/content/dir1/dir1_1/dir1_1_1/plahfe200120143751.shtml