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「とちぎ男女共同参画プラン〔6期計画〕(素案)」への意見

AFEEでは、栃木県で行われている「とちぎ男女共同参画プラン〔6期計画〕(素案)」についての意見を提出致しました。Discordに寄せられた会員の皆さんの意見をベースに、Discordの公開役員会で議論致しました。

「とちぎ男女共同参画プラン〔6期計画〕(素案)」への意見

エンターテイメント表現の自由の会 代表 坂井崇俊
栃木支部

弊会は「とちぎ男女共同参画プラン〔6期計画〕(素案)」について意見致します。

p.32 施策の柱Ⅲ 個人の尊厳が守られ、安心・安全が確保される社会づくり

施策1-(1) 女性等に対する暴力を根絶するための取組の推進
有害図書類等の指定や書店への立入調査・指導等により、性の商品化や暴力を助長するような環境の排除に向けた取組を行います。

≪意見要旨≫
行政が「性の商品化」や「暴力」といった極めて主観的な基準に基づき、直接的な立入調査や指導、さらには表現物の「排除」を可能とする規定は、法治主義の観点から問題があり、表現の自由を著しく萎縮させる恐れがあり、また、青少年健全育成を目的とする青少年健全育成条例に基づく有害図書指定の趣旨とも異なる運用となることから、本記載は削除すべきである。

≪意見詳細≫
本計画案においては、「有害図書類等の指定や書店への立入調査・指導等により、性の商品化や暴力を助長するような環境の排除に向けた取組を行う」とされているが、既に青少年保護の観点からは、「栃木県青少年健全育成条例」に基づく有害指定制度が存在している。

本計画案の記載は、こうした既存制度とは別に、「性の商品化」や「暴力を助長する表現」といった抽象的な概念を根拠として、行政が書籍や書店に対し立入調査や指導を行うことを可能とする点に問題がある。

このような行政指導が、有害図書類の指定とは無関係に行われる場合、明確な法的根拠や基準を欠いたまま、実質的な内容規制として機能するおそれがある。これは、表現内容に対する行政の価値判断を事実上許容するものであり、書店や表現者に対して自己検閲を促す強い萎縮効果を生じさせかねない。

特に、マンガ、アニメ、ゲーム、小説等のエンターテインメント作品においては、表現の多様性が創作の基盤であり、既存の有害図書類制度を超えて行政指導が行われることは、流通や創作活動全体に広範な影響を及ぼすことが懸念される。

また、栃木県青少年健全育成条例は、青少年のための良好な社会環境の整備と青少年の健全な育成を阻害するおそれのある行為の防止を図り、もって青少年の健全な育成に資することを目的としており、それとは異なる環境を排除することを目的に書店への立入調査・指導等とすることは条例の趣旨に反する。

よって、本記載を削除するべきである。

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ざしき
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