AFEEでは、栃木県で行われている「とちぎ青少年プラン2026~2030(素案)」についての意見を提出致しました。Discordに寄せられた会員の皆さんの意見をベースに、Discordの公開役員会で議論致しました。
「とちぎ青少年プラン2026~2030(素案)」への意見
エンターテイメント表現の自由の会 代表 坂井崇俊
栃木支部
弊会は「とちぎ青少年プラン2026~2030(素案)」について意見致します。
p.42 施策の方向 2 青少年の安全・安心の確保
ネットいじめや犯罪、トラブルなどから生徒を守るため、県立学校に関する有害サイトの監視・削除を行う取組を推進します。
≪意見要旨≫
「有害サイト」の定義を明確化し、行政による監視・削除依頼が、青少年の「知る権利」や表現者の「表現の自由」を不当に侵害しないよう、慎重な運用と外部有識者による検証体制を求める。
≪意見詳細≫
本計画案における「有害サイトの検索・監視・削除依頼」という施策については、「有害サイト」の定義が不明確であり、正当な表現までが対象となるおそれがある。定義が曖昧なまま行政による監視・削除依頼が行われることは、表現の自由や青少年の知る権利に萎縮効果を生じさせかねない。
そのため、「有害サイト」の表記を削除し、インターネット上の「違法情報」「重要犯罪密接関連情報や自殺誘引等情報等の有害情報」等、法令上整理可能な情報類型に対象を限定して明確化するとともに、削除依頼の基準や手続の透明化、第三者による検証体制を明記すべきであると意見する。
特に「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」では「青少年有害情報」として定義が行われているので、それに倣った内容とするべきである。
