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「新潟県ギャンブル等依存症対策推進計画(案)」への意見を送りました

投稿日:2022年8月5日 更新日:

AFEEでは、新潟県で行われている「新潟県ギャンブル等依存症対策推進計画(案)」へのパブコメを提出いたしました。本来であれば会員の皆さんのご意見を頂くところでしたが、日程的なところで役員会で対応させて頂きました。※Discordで会員の皆さんに確認頂ける状態で議論しています

「新潟県ギャンブル等依存症対策推進計画(案)」についての意見

エンターテイメント表現の自由の会代表 坂井崇俊

弊会は「新潟県ギャンブル等依存症対策推進計画(案)」について以下の通り意見致します。

P16
Ⅳ 重点課題及び目標
1 ギャンブル等依存症に関する正しい知識の普及啓発により、生涯を通じたギャンブル等依存症の発症を予防します。
(1) 高額課金につながるオンラインゲーム等に触れている小中学生に対する教育・啓発

本計画は「新潟県ギャンブル等依存症対策推進計画」であり、ギャンブル等依存症との直接の因果関係(相関関係ではない)が立証されていない小中学生のオンラインゲームを重点目標の冒頭に持ってくることは、本計画がギャンブル等依存症に対し、その問題を捉え、真摯に向き合おうとしない姿勢に見えることから適切ではない。

また、小中学生に対する普及啓発はカード(このカードが何を意味するかも明らかではない)、くじ等に関するものではなく、直接的にギャンブル等依存症に関連する公営ギャンブルやパチンコに啓発を限定し、あたかも、カード、くじ等そのものの依存症が存在し、また、カード、くじ等がギャンブル等依存症に繋がると捉えられかねない表記は避けるとの注記を記載するべきである。

P17
○ 予防においては、ギャンブル等に触れる前の早い段階から正しい知識を持つことが有効です。また、子ども時代から触れることができるカード、オンラインゲーム等には、「レアカード」や「コンプガチャ」と呼ばれるような射幸性が高い仕組みが盛り込まれているものもあり、依存症になる危険性があることから、併せて普及啓発を図る必要があります。

「コンプガチャ」については、2012年以降「オンラインゲームの『コンプガチャ』と景品表示法の景品規制について(消費者庁)※1」において、明確に禁止されており現状では存在しておらず、あたかも「コンプガチャ」と言われる射幸性の高いものが現時点において存在しているとの表現は適切ではない。

※1 https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/guideline/pdf/120518premiums_1.pdf

射幸性の高い「レアカード」が依存症になる危険性があるとの指摘がなされているが、具体的に何の依存症になる危険性があるのかが明示されていないと同時にその科学的根拠は一般的には明らかになっていないにも関わらず、断定的に記載することは適切ではない。

仮に「ゲーム依存症」になる危険性があるとするのであれば、ゲーム依存症の発症のメカニズムは現時点で確立した科学的知見を承知していないとの国会答弁※2が存在する。また、「ギャンブル等依存症」になる危険性があるとの主張であれば、相関関係ではなく因果関係を示した科学的なエビデンスを元に主張するべきである。

※2 第204回国会 参議院 内閣委員会 第4号 令和3年3月16日 - 厚生労働省社会援護局障害保健福祉部長答弁

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