マンガ・アニメ・ゲームの表現の自由を守るための消費者団体

AFEE エンターテイメント表現の自由の会

改正児童ポルノ禁止法の変更点概要

ひょうちゃん:
2014年7月に児童ポルノ禁止法が施行されたけど、どんなところが変更になったのかしら


紳:
漫画アニメ規制が見送られたことと、単純所持が禁止されたことに注目が集まっているけれど、他にもいろいろ改正されているよ


定義の明確化

紳:
まずは「児童ポルノ」の定義が変更になったんだ。正確には今まで明らかになっていなかった定義が法文に記載されることになったんだ。国会の答弁では、今までの解釈が変更になった訳ではないと言っている。


ひょうちゃん:
なるほど、それで、定義の「変更」ではなくて、「明確化」なのね



処罰範囲の変更

ひょうちゃん:
2015年7月から性的目的の単純所持が処罰されると聞いたけれども、処罰についてのそれ以外の変更点はどのような所なのかしら


紳:
今までこの法律では、盗撮することで罰せられることはなかったが、今回から児童の盗撮も対象になったんだ。また、線引きが曖昧ではあるものの、研究・芸術・報道目的等での所持は処罰されないことが明確になったことも評価されるべきだね。
また、漫画やアニメに対する規制は現状ではまったくされていないことも付け加えておくね


ネット関連業者に対する努力義務の明確化

紳:
世の中ではあまり話題になっていないけれども、今回ネット事業者に対しての努力義務が付されたんだよ。国会の答弁では既に対策を取っている場合は現状と同様でよく、新たな義務を課すという訳ではないと答えているけれども、実際には法文に明文化されることで、警察への捜査協力がより強制に近い形になったり、サーバー中身のチェックをより積極的に行うなどの弊害が指摘されているんだ。


ひょうちゃん:
難しいけれども憲法で保障された通信の秘密からみてもどうなのかしらね


※本稿では改正児童買春・児童ポルノ禁止法の児童ポルノに係わる部分の改正点についてまとめました

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