表現規制関連用語説明


CAM(Child Abuse Material)

 児童虐待製造物の略語、海外では児童ポルノではなくこの名称となっている(当wikiでは児童ポルノの名称を上記の様に変えて、より良い児童の虐待を防ぐ方法と現状の実態をお知らせしたいと考えています)。
なお"Child Abuse Images(CAI、児童虐待画像)"という表現もある。

コパインスケール(コパイン指標、COPINE scale)

「児童ポルノ」を、そのわいせつ性ではなく虐待性から10段階に分けた指標で、2000年頃から使われている。
"COPINE" は "Combating Paedophile Information Networks in Europe" の略で、現セント・アンドリュース大学のマックス・テイラー教授らによって提唱された。
大まかには「安全な環境」→「エロティカ」→「大人がポーズをとらせた姿態」→「あからさまな性的虐待」となる。
http://afee.jp/wp-content/uploads/2013/12/COPINEscale_Chart.jpg
翻訳:平野裕二(ARC、2001年)

ECPAT(END CHILD PROSTITUTION CHILD PORNOGRAPHY & TRAFFICKING OF CHILDREN FOR SEXUAL PURPOSES)

タイのバンコクに本拠を置く国際NGO。1991年設立。もともとはタイおよび東南アジアにおける「児童買春」の根絶を目的に結成された。児童買春業者には時にはマフィアや現地警察と癒着しているケースも多いため、その暴力と対峙しつつ粘り強い活動を展開してきた。現在は「児童ポルノ製造」にも活動を広げている。
ただし、その日本における組織である「ECPAT/ストップ子ども買春の会(通称:エクパット東京)」は、「日本キリスト教婦人矯風会」を母体とするが、児童買春より先に「マンガ・アニメ規制」を優先させる傾向がある。

紀伊國屋事件

 1999年児童ポルノ法現行法が可決された時に大手書店である紀伊國屋が児童ポルノ法に該当する書籍や雑誌だけでなく、対象外であるマンガやアニメ等も販売規制した事件。
 その中には成年向けだけでなく、「あずみ」「バガボンド」「ベルセルク」等の青年向けの漫画も含まれたことから(現在は普通に販売している)、今回児童ポルノ法改正案(この案ではマンガやアニメは規制されるのは3年後)が通った時も書店が過剰に反応してしまい、青年向けのマンガまでも一時的に販売規制される可能性がある。 

予審判事(Juge d’instruction)

フランス法にある制度で、スペインなどにも存在する。行政の管轄下にある警察や検察ではなく、独立した職責をもつ予審判事が捜査・起訴にあたるのが特徴。児童ポルノ関連では「ウトロー事件」のような大冤罪事件も引き起こしたが、いっぽうでチリの元軍事独裁者・ピノチェト将軍の大量虐殺罪による逮捕・起訴に成功した例もあり、その評価は分かれる。

タナー法(タナー分類 Tanner staging)

思春期における乳房発育段階と恥毛発育段階の分類法。アメリカでは思春期医療(小児科の重要な一分野となっている)の基準となっているほか、児童ポルノ画像の年齢判断にしばしば使用される。詳細は性器の診察が必要になるが、男児なら陰毛と陰茎の発達、女児なら乳房・乳首および陰毛の発達でだいたい分かるとされるが、50年以上前に確立した方法であり、その後の時代変遷にともなう成長・発達の変化に照らして批判もある。