2014-04-09 11.16.12

teacupのblog閉鎖騒動で署名を提出してきました


本日、teacupブログAutopageのblog閉鎖問題に関連して発信者の廣田恵介(@Hirota1967)さんと一緒に署名を運営会社さんに提出して参りました。以下に内容をご報告致しますのでご確認ください。

なお、本日運営会社さんが個別に今回のblog移設対象者に対して、本件に関連して連絡をするとのことでした。運営会社さんの営業情報に関する事象については、一部伏していますので、そちらは運営会社さんからの正式な発表をお待ち下さい

事の経緯はこちらをご確認ください。

ご対応頂いた方

  • 運営会社管理部門責任者
  • teacupブログAutopage事業責任者

当方参加者

  • 発信者 廣田恵介さん
  • AFEE編集長 坂井崇俊
  • AFEE副編集長 にしかたコーイチ
  • AFEE名誉顧問 山田太郎参議院議員

署名について

  • 1,118名の方の署名『フィギュアは、児童ポルノではありません』(http://goo.gl/PHFWGA)について、廣田さんより音読した上で提出

AFEEの主張(概要)

  • 児童ポルノ禁止法の趣旨は実在する児童の保護であり、イラストやフィギアは児童ポルノではない。そのため、児童ポルノであるとしてイラストやフィギアのblogから削除するということは、踏み込みすぎであると考えられる
  • 社会的に影響力のある、そして、情報発信のプラットフォームであるblog運営会社が過剰な自主規制を行うことで、社会全体の創作活動について大幅な萎縮効果がおこる可能性があり、危惧している。最低限、NGとする明確なガイドラインを示した方が良いのではないか

先方の回答

  • 今回の措置はteacupのサービスの位置づけ変更によるもの(お話しの中では具体的に説明がありました)
  • あたかも、イラストやフィギアが児童ポルノのような表現をしたことは誤解を招くため修正しお詫びする
  • blog削除の期間が短く混乱したこともあり、閉鎖期間の1週間延長やblogの引越に関する機能の無償提供は実施する予定。ただし、最終的には外部から見えない形または引越という対応をお願いする
  • 「外部機関」は特定の政治勢力や業界団体ではない(お話しの中では具体的な名前がありました)
  • 本日中に対象者に対して、本件について連絡をする

AFEEからの依頼

  • 本日ご説明頂いた内容について、是非ともユーザーに直接説明をしてほしい。ユーザーに勘違いしてしまっている点もあるし、teacupのユーザーでないところまでも動揺が走っている
  • 民間同士のやりとりなので深いところまで踏み込むことは出来ないが、是非とも何がダメで何がOKなのかの基準を提示していただけるとありがたい
  • メディアとして引き続き表現の自由が萎縮してしまうことのないようなご対応をお願いしたい

編集長より

株式会社として営利事業を行う以上、収益が最大化される方向を目指すことは決して否定されるべき事ではない。特にマスを対象にサービスを提供する場合、その動向や価値基準は非常に気にするべき事である。しかし、そのマスの動向や価値基準は世の中の「空気」に非常に流されやすいということを忘れてはならない。

「児童ポルノ」は良くないという空気が、そして何となく規制した方がいいのでは無いかという空気が世の中を支配している中で今回の件は起こった。その空気の中で収益を最大化するという点では、この運営会社の判断は正しいのかもしれない。

我々は表現の自由が必要以上に奪われることについては、断固反対の声を上げていかなければならない。しかし、そのためにはこの世の中を支配している空気を根本から変えなければならないことを今回の件は示している。

そのためにも、過度な自主規制を地道に説明して一つずつつぶしていくという作業、世の中の流れを大きく変える可能性のある法案可決に対して粘り強く対抗していくこと、さらには、世の中の空気を変えるための情報発信活動を強化していかなければならないと強く感じた。

空気を変えていくためには、われわれAFEEやその他協力頂いている団体だけの力だけでは全くもって不十分である。多くの方たちにこの空気を少しずつでも変えていくよう共に動いていってほしいと願う。今回の件である方のコメントが非常に印象的だ。「まさか、自分が児童ポルノに関係するとは思わなかった」。

心から多くの方に、小さくても構わない、少しでも空気を変えるための行動を勇気を持って起こしてもらいたいと心の底から思います。

最後に今回blog運営会社には訪問前後にあたり丁寧なご対応を頂き、我々の意見を聞いて頂いたことに感謝します。引き続き、世の中の表現の自由が過度に制約されることのないようお願いしたい。

AFEE編集長
坂井崇俊